猫はしつけがいらないって本当?

猫のしつけはトイレと爪とぎ

猫は自由気ままなイメージで、しつけはいらない、あるいは、できないと思っていらっしゃる方もおられるかもしれません。しかし、猫もペットとして飼う場合には、最低限度のしつけはしておかないと、一緒に暮らす人間が快適にくらせませんし、猫にとっても不幸でしょう。「猫はしつけがいらない」とはいえないと思います。
以下では、最低限のしつけとはどんなものかみていきます。

 

■トイレ
よく知られていることですが、猫のおしっこは臭いです。決まった場所でトイレをするようにしつけないと、困ったことになります。
幸いなことには、猫のトイレのしつけをするのは難しくないといわれています。
猫はもともと砂地でトイレをする習性があるので、ペットショップなどで売られている猫砂を買ってきて、猫用のトイレに入れ、猫がトイレをしたがっているときに、そこに連れて行ってあげるということを何回か繰り返すと、その場所をトイレとして認識してくれます。
このとき大事なのは、トイレの場所を固定することで、猫の食事場所とは離れた場所にトイレを常設するようにしてください。猫が好きなときに自由にいけるようにすることがポイントです。

 

■人を噛まない
いわゆる噛み癖のある猫というのがいます。このような猫の飼い主は、生傷が耐えません。
猫は、母猫や兄弟猫と過ごすうちに、噛むときの力の入れ加減を学ぶので、生後間もない子猫をもらってきたような場合に、噛み猫になってしまいがちです。
こんな猫には、辛抱強く、噛まれて痛いときには、「痛い」と叫んで、その後は猫を相手にしないといったことを繰り返して、強く噛んではいけないのだということを学習させる必要があります。

 

■爪とぎ
特に賃貸の場合などでは、柱を傷だらけにされると困りますし、大事な家具が傷だらけになることを望む飼い主はいないでしょう。
もっとも、猫の爪とぎは本能的なものなので、叱ってやめさせることは困難です。
爪とぎをされたくない柱や家具にはツルツルした素材(プラスチックやビニール)などで覆いをしておき、爪とぎができないようにします。
その上で、爪とぎ用の専用グッズを用意します。木や縄、カーペットのような丈夫な布地、コルクなどの素材でできた、長さが1メートルくらいあるものが理想です。これだけの長さのものはなかなか市販されていないので、自作しないといけなくなるかもしれませんが、猫が体をいっぱいに伸ばせるくらいの長さのものでないと、猫が快適に利用できず、結局使ってくれません。