一般的に、1歳から5歳くらいの成犬は子犬に比べたら体が頑丈になっています。もちろんそれでも病気にかかる可能性はあり、病気を予防するためには普段から犬のしぐさや体調の変化に気を付けて観察しておくことが大切です。
1歳から5歳くらいの犬は食べすぎによる肥満に注意
1歳から5歳くらいの犬で特に気を付けたいのが、栄養の過剰摂取による肥満です。
いくら運動をさせているとはいっても食べる量が多すぎると肥満になる可能性が高くなります。人間と同じく肥満は万病のもとになるので、その状態が続いてしまうと将来様々な病気を引き起こすきっかけにになります。
肥満意外に注意したいトラブル
また、地肌が見えるほど大量に毛が抜けたり、掻き毟っている状況が見られるのであればアトピー性皮膚炎にかかっていることが多いです。この原因は細菌やノミ、ダニと言った寄生虫やホルモンの分泌異常、食品など様々なものがあります。日頃から定期的なブラッシングをしてあげたり、体をこすることにより犬を清潔にするように心がけます。
歯を磨かないと歯垢が溜まることにより歯周病になってしまいます。歯周病というのは歯肉が腫れることにより血が出たり、歯がぐらぐらして抜けてしまうという病気です。歯垢が溜まっている犬ややわらかいものばかり食べている犬は歯周病にかかりやすいので注意します。よく歯を磨くことと犬用のガムなどで歯の健康を保ちましょう。
耳の中に水が溜まったり、昆虫などが入ったり、細菌感染するようになると悪臭のする黄色の耳垢がたくさん出ます。そういう状態になってしまうと外耳炎になります。外耳炎予防のためには2週間に1度麺棒で汚れをふき取るなど耳掃除をします。
特に耳が垂れている犬は通気性が悪いため外耳炎になりやすいので注意してください。