ラグドールの特徴とかかりやすい病気

ラグドールの特徴とかかりやすい病気

ラグドールというのはぬいぐるみのようにふわふわとした触り心地で、抱き上げると抵抗せずに体をゆだねてリラックスするのが特徴的です。

とにかく温和で人に対して従順なので、こちらが積極的に愛情を注げば愛情を返してくれます。
ただし、危険物に対して非常に鈍感なのであらゆる危険から飼い主が遠ざけるようにしないといけません。もし飼うというのであれば完全に室内飼いにしておくべきです。

ラグドールは人間が扱いやすいために、初めて買うペットにふさわしいくらい買いやすい猫です。

 

ラグドールは3年から4年かけて成猫になっていき、メスであれば4.5Kgから7.0Kg程度、オスであれば6.5Kgから9.0Kg程度の大きさをしていますので、中型から大型サイズの猫に当たります。見た目はガッチリしていて、たくましい見た目をしていますが、性格はおおらかさがあり落ち着いた性格をしています。

 

ラグドールが注意するべき病気の一つとして肥大型心筋症があります。

ラグドールの中にペルシャ猫を祖先とするものがおり、その遺伝子を引き継いだ場合肥大型心筋症の遺伝因子があるものがいます。その病気というのは心臓を取り囲む筋肉がだんだん肥大化していって、心臓の働きが悪くなったり、血液が滞りがちになる病気です。
その状態がさらに進むことにより心不全や麻痺、突然死が起きます。

 

具体的な症状としては調子が悪くてじっとしていることが増えて行ったり、運動を好まなくなったり、食欲が落ちたりしてきます。

0歳から4歳までのオスが多く発症すると言われていますが、どんな年齢であっても発症する可能性は高いです。
最近元気がないなということであれば、年のせいにせずに動物病院にかかるようにしましょう。通常であれば身体検査の聴診で雑音を聞くことで見つかります。