ペットの椎間板ヘルニア

ペットの椎間板ヘルニア

これからダックスなどを飼おうと思ってる人は、特に覚えておいてほしのですが、ペットのケガで、椎間板ヘルニアといケガがあります。人間でもなる事があるので、名前くらいは知ってる人が多いのではないでしょうか。
椎間板ヘルニアは、ほっておくと、神経麻痺で歩行不能や、排便、排尿が難しくなるケガです。特定の犬種以外は、歳をとってからの発症が多いのですが、ダックス系、シーズ、パグなど、軟骨異栄養症性犬種と呼ばれる犬では、若いうちから発症する事も多いんです。
ですが、椎間板ヘルニアも、ある程度予防する事はできます。
そもそも、椎間板ヘルニアになる原因は、飛んだり体をねじることや、段差の上り下りなどで発症すると言われています。
なので、お部屋の場合、段差のある家具、例えばソファやベッドに、上り下りのスロープをつけてあげ、スロープを行き来するようにしつければ、ある程度の予防になります。
それに、飼い主がやりたいからと言って、フリスビー遊びは厳禁です。これは、ジャンプして体をねじってキャッチする事もありますので、椎間板ヘルニアになりやすい犬種には、不向きの運動と言えます。
また、もし、犬の様子がおかしいな、椎間板ヘルニアかもしれないなと思った場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。症状としては、立つのを嫌がったり、抱っこされるのを嫌がったり、外傷もなく骨折している様子もないのに、痛がって泣いたりなどがあります。
椎間板ヘルニアは、ほっておいて治るケガではなく、反対にほっておくと、悪化していきます。また、時間が勝負のケガでもあります。症状が軽ければ、内科的治療で良くなっていくのですが、症状が重い場合は、手術が必要になります。その手術をする場合でも、経過時間によって成功率が変わってくるんです。
ですから、椎間板ヘルニアを疑う場合は、症状が軽そうでも、必ずすぐに病院に行くようにして下さい。