ゴールデンレトリバーの特徴とかかりやすい病気

ゴールデンレトリバーの特徴とかかりやすい病気

大型犬を購入したい時に真っ先に検討されるのが「大型の家庭犬の王様」と評されるゴールデンレトリバーです。

人気や知名度共にトップクラスの犬種で、オスの体高が約60cm、メスの体高が約55cmというように体が大きいですが優しさあふれる表情が魅力的な犬種です。
賢くて人間に従順で判断力に優れていることから盲導犬や介助犬としても活躍しています。
ゴールデンレトリバーのレトリバーというのは回収という意味を持ち、狩りで撃ち殺した獲物を回収するという役割を果たしていました。例え水の中であっても獲物をくわえたまま運んだりすることができるということもあり比較的体力があります。

 

屋外で飼育する場合は風通しや日当たりなどに十分に配慮し、家族が声をかけやすい場所に犬小屋を置くようにします。
大きいですけど社交的でおとなしく人間の言うことを聞いてくれる犬ですので屋内で家族と一緒に過ごすことも可能です。運動が大好きですが、肥満になりやすいので食事量には十分に気を付けましょう。

 

ゴールデンレトリバーは身体的にも精神的にもたくましい犬ですが、純血種であるため遺伝子に不良が生じてしまうことにより生じる疾患である遺伝性疾患がほかの犬種よりも起こりやすいです。
特に遺伝子疾患が起こりやすい部分というのは股関節です。体が成長するにつれて股関節のかみ合わせが悪くなり脱臼の可能性がある股関節形成不全という病気になることが多いです。
耳が垂れているがために耳の病気にもなりやすい傾向にあります。

特に耳が蒸れやすいことで細菌などが繁殖していまい、外耳道が炎症を起こしてしまう外耳炎になりやすいです。耳の水分をケアすることにより蒸れを防ぐように気をつける必要があります。