ペットと服

ペットと服

以前はペットに服を着せる人はほとんどいなかったですが、今やペットショップや通販などでペット服がたくさん販売されています。
ここで服を着せる効果について考えてみることにします。
1つ目は公共施設などでペットを同伴することが可能になってきていますが、こういう場所ではペットの毛やにおいなどに配慮するようになってきています。そのため、服が必要になってきています。
ペットと一緒に泊まることができるホテルなどではペットにTシャツを着せることによって、抜け毛が飛散するのを防ぐという習慣が浸透しています。
2つ目は病気治療のための服を着せるということがあります。

手術後病院から家に戻ってきたときに、縫い合わせた糸を取ってしまったり、手術後の傷を舌でなめたりしないように傷口を覆うようにサロペットのような服を着せています。
また、アトピー性皮膚炎で体がかゆくなって爪で掻き毟ったりするのを防ぐためにTシャツを着せることもあります。
3つ目は暑さもしくは寒さ対策で服を着せることがあります。冬になっても薄い毛しかない犬は保温することができませんので、こういう犬には防寒着を着せるといいでしょう。真夏の暑い時期に外に連れて行かなければいかないのであれば、涼しくなる素材の服を着せるといいでしょう。
こうして見てみると単なるファッションや飼い主のエゴで服を着せているわけではないことが分かります。
デザイン重視で動きにくかったり、健康を害する服を着せるというのはペットによってよくありませんので、服を着せるときにはサイズと素材をしっかりと確認します。せっかく服を着せるのであれば、服を着せる目的をよく考えてそれに合った着せ方を考えておくべきです。