初めて飼うなら育てやすい犬種

初めて犬を飼うならトイプードルやシーズーがおすすめ

初めて犬を飼う場合、育てやすい犬がいいと思うのは当然です。しかし、育てやすいというのは、それぞれの飼い主の事情で違います。一般的に言えば、性格がおとなしかったり、しつけがしやすかったり、無駄吠えが少なかったりといった性質を持った犬が育てやすいといえるでしょうが、他の事情もあります。
例えば、小型犬よりは、大型犬の方が、性格が穏やかな場合が多いという傾向があります。この意味では大型犬のほうが育てやすいのですが、住宅事情で大型犬は飼えないという人も多いはずです。健康で病気になりにくいというのも、当然、育てやすさにつながりますが、この面でも基本的に小型犬より大型犬の方が勝っています。
また、犬を飼う場合、散歩に連れて行くのは欠かせません。散歩に使える時間が少ない人には、散歩の量が少なくてもいい犬種が育てやすいということになるでしょう。また、性格の問題については、犬種の差よりも、個体差の方が大きいともいいます。そうすると、一概にどの犬種が育てやすいとは言い切れないことになります。

 

このように、育てやすいというのは、色々な要素がありますから、自分にとっての「育てやすさ」とはどんなものか、まずは考えてみてください。

 

以下では、参考までに、私が育てやすいといえるのではないかと思う犬種(小型犬に絞りました)をいくつかご紹介します。

 

1 トイプードル
賢く、しつけがしやすいことで知られています。無駄吠えも少ないといわれます。抜け毛が少ないのもメリットですが、その分、トリミングが必要になるので、その費用がかかります。

 

2 シーズー
性格が穏やかで、あまり吠えません。運動量が少なくても済むので、散歩の距離はあまり長くなくてもよく、お年寄りでも飼いやすいといわれています。

 

3 キャバリア
人懐っこい性格で人気の犬種です。他の動物とも仲良くなりやすいといわれます。ただ、見知らぬ人に対する警戒心も低いので、番犬には向かないといわれます。

 

ちなみに、犬種ではありませんが、一般的には、オスは活発で、比較的攻撃性が強く、メスは大人しく、しつけがしやすいといわれます。初めはメスの方が育てやすいかもしれません。